RAID容量・耐障害性計算

RAID のレベルとディスクの台数・容量から、使える容量と耐障害性を計算します。

RAID のレベル
ディスクの入力方法
台
台
使える容量 —
使える容量(すべての単位)
GB(1,000 区切り)—
TB(1,000 区切り)—
GiB(1,024 区切り)—
TiB(1,024 区切り)—
内訳
RAID に使うディスク—
ホットスペア(RAID の台数・容量には含めない)—
物理ディスクの合計(ホットスペアを含む)—
RAID に使うディスクの容量の合計—
容量の違いで使われない容量—
使える容量の割合(使える容量 ÷ 容量の合計)—
耐障害性—

容量の違うディスクは、最小のディスクの大きさに合わせて使う計算です(実装によっては、余りを使えることがあります)。

ホットスペアは、故障したディスクの代わりに使う、待機のディスクです。このツールでは、RAID の台数・容量には含めず、物理ディスクの合計にだけ数えます。ホットスペアの容量が、故障したディスクの代わりになるかは、判定しません。

GB は 1,000 区切り、GiB は 1,024 区切りです。メーカーの表記と、OS の表示で、区切りが違うことがあるので、OS で使える容量が小さく見えることがあります。

RAID は、ディスクの故障に備える仕組みで、バックアップの代わりにはなりません。

コピーされるのは、使える容量の数値(選んだ単位)です。

RAID のレベルと容量の式

n を RAID に使うディスクの台数、S を 1 台の容量とします(容量の違うディスクを混ぜたときは、最小のディスクの容量 S_min を使います)。

レベル 最少台数 使える容量 耐障害性
RAID 0 2 台 n × S なし(1 台の故障で、データをすべて失う)
RAID 1 2 台(このツールは、ちょうど 2 台) S 1 台まで
RAID 5 3 台 (n − 1) × S 1 台まで
RAID 6 4 台 (n − 2) × S 2 台まで
RAID 10 4 台(偶数台) (n ÷ 2) × S 故障するディスクの組み合わせで変わる(下記)

RAID 5・6 の式は、「使える割合が 1 − 1/n、1 − 2/n」という解説資料の定義から導いた値です(パリティが、1 台ぶん・2 台ぶんの容量を使います)。

RAID 10 の耐障害性

RAID 10 は、2 台ずつのミラー(RAID 1)を、ストライプ(RAID 0)で組み合わせた構成です。一律の「故障しても大丈夫な台数」では表せません。

ホットスペア

ホットスペアは、RAID の構成で、故障しつつある、または故障したディスクの代わりに使う、待機のディスクです。このツールでは、RAID を構成するディスクとは別に数え、物理ディスクの合計には含め、使える容量には含めません(これは、このツールの扱いです)。ホットスペアの容量が、故障したディスクの代わりになるか(容量が足りるか)は、判定しません。

計算例

4 TB のディスク 4 台(ホットスペア 1 台)の場合:

容量が違う(4・4・4・6 TB)ときの RAID 10:最小の 4 TB に合わせて (4 ÷ 2) × 4 = 8 TB。容量の合計 18 TB のうち、2 TB は使われません。

GB と GiB の違い

GB は 1,000 区切り(1 GB = 10⁹ Byte)、GiB は 1,024 区切り(1 GiB = 2³⁰ Byte)です。メーカーの表記と、OS の表示で、区切りが違うことがあります。そのため、OS で見える使える容量が、表記より小さく見えることがあります。このツールは、4 つの単位の値を、すべて並べて表示します。単位の換算はデータ容量換算が使えます。

注意点

よくある質問

RAID 5 は、何台から作れますか?

3 台からです。使える容量は、(台数 − 1) × 1 台の容量です。

RAID 1 は、3 台以上でも使えますか?

3 台以上のミラーもありますが、このツールは、ちょうど 2 台の構成だけを扱います。

RAID 10 は、何台まで壊れても大丈夫ですか?

一律には言えません。同じミラーペアの 2 台が壊れるとデータを失い、別々のペアなら複数台でも耐えられることがあります(保証はされません)。

ホットスペアは、容量に入りますか?

入りません。待機のディスクなので、使える容量には含めません。物理ディスクの合計には、数えます。