転送時間計算
ファイルの容量と通信速度から、転送にかかる時間を計算します。通信効率(理論値に対する実際の速さの割合)も指定できます。
転送時間の計算方法
転送時間は、ファイルの容量を、1秒に送れるデータ量で割って求めます。
- 転送時間(秒)= 容量(bit)÷(通信速度(bit/秒)× 通信効率 ÷ 100)
- 容量(bit)= 容量(Byte)× 8
bps とバイトの違い
通信速度は bit(ビット)の単位(bps、Mbps など)、ファイルの容量は Byte(バイト)の単位(MB、GB など)で書かれることが多く、1 Byte = 8 bit です。
- 100 Mbps は、1 秒に 100,000,000 bit = 12,500,000 Byte = 12.5 MB を送れる速さです。
- 通信速度を「MB/s」で表す場合(ダウンロードの表示など)は、1 MB/s = 8 Mbps です。
このツールの速度の単位は、k・M・G を 1,000 区切り(1 Mbps = 1,000,000 bit/秒)、MB/s を 1,000,000 Byte/秒として計算します。容量の GB と GiB の違いは、データ容量換算で確認できます。
計算例
- 10 GB のファイルを 100 Mbps で送る:10 GB = 80,000,000,000 bit。80,000,000,000 ÷ 100,000,000 = 800 秒(13 分 20 秒)
- 1 GB のファイルを 8 Mbps で送る:1 GB = 8,000,000,000 bit。8,000,000,000 ÷ 8,000,000 = 1,000 秒(16 分 40 秒)
- 通信効率が 50% のとき:100 Mbps なら、実際の速度を 50 Mbps と見込むので、10 GB は 1,600 秒(26 分 40 秒)かかります
通信効率について
通信効率は、「通信速度のうち、実際にファイルの中身を送れる割合」の目安です。初期値は 100%(理論値)にしています。
実際の転送では、次のような理由で、表示された通信速度より遅くなります。
- 通信の管理情報(ヘッダなど)のために、データの一部が使われる
- 回線の混雑、無線(Wi-Fi など)の電波状態、機器の性能
- 送る側・受ける側の速度制限
実際の速度が分かるときは、通信速度の欄にその速度(実測値)を入れて、通信効率を 100% のままにするのが簡単です。通信効率の値は、環境によって大きく変わるので、このツールでは目安の数字を決めていません。
注意点
- 容量・通信速度は、小数も入力できます(整数部12桁まで、小数部6桁まで)。全角数字やカンマが入っていても自動で読み取ります。
- 通信効率は、小数第2位までの数で入力します。
- 転送時間は、秒未満を切り上げて表示します。容量が 0 のときは、0 秒です。
- 動画の長さとビットレートから容量を求めたいときは、動画ファイルサイズ・保存容量計算が使えます。
よくある質問
Mbps と MB/s の違いは何ですか?
Mbps は 1 秒に送る bit 数(メガビット毎秒)、MB/s は 1 秒に送る Byte 数(メガバイト毎秒)です。1 MB/s = 8 Mbps です。
100 Mbps の回線で、ダウンロードの表示が 12 MB/s 前後なのは正常ですか?
100 Mbps は理論上 12.5 MB/s なので、その範囲内です。実際の速度は、管理情報などのオーバーヘッドで、理論値より少し低くなります。
アップロードとダウンロードで、速度は同じですか?
回線によって違います。アップロードの速度が、ダウンロードより遅いことが多いので、それぞれの速度を入れて計算してください。
複数のファイルをまとめて送るときは?
容量を足して、合計の容量を入れてください。