サンプル数・音声時間換算
音声のサンプル数とサンプリング周波数から、時間を計算します。時間からサンプル数を求めたり、バッファサイズから、バッファの理論上の時間(レイテンシの目安)を求めることもできます。
計算式
- 時間(秒)= サンプル数 ÷ サンプリング周波数(Hz)
- サンプル数 = 時間(秒)× サンプリング周波数(Hz)
- バッファの理論上の時間 = バッファのサンプル数 ÷ サンプリング周波数(バッファ 1 つぶん。バッファの数 n を選ぶと、n 倍した時間も表示します)
- 1 サンプルの時間 = 1 ÷ サンプリング周波数
計算は、小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、丸めるのは表示するときの 1 回だけです。
時間からサンプル数を求めるとき
サンプル数は整数ですが、時間 × サンプリング周波数が、整数にならないことがあります。このツールは、正確な値(小数を含む値)と、整数にするときの 2 つ(切り捨て:その時間に完全に収まるサンプル数、切り上げ:その時間をカバーするサンプル数)を表示します。どちらを使うかは、用途で違うので、四捨五入の整数は出していません。ちょうど割り切れるときは、2 つの整数は同じです。
バッファの時間は、理論上の時間です
- バッファサイズ ÷ サンプリング周波数は、バッファの大きさだけから計算した、理論上の時間です。実際のシステム全体の遅延ではありません。オーディオインターフェースの AD/DA 変換・ドライバー・OS・プラグインの処理などで、さらに増えることがあります(このツールは、これらの遅延の目安の数値を示しません)。
- 「レイテンシ」を、片道で数えるか、往復で数えるかは、機器・ソフトで違います。このツールは、バッファの数 n を、利用者が数えて入力する方式で、「往復は n = 2」とは決めていません。
計算例
- 48,000 Hz・480 サンプル → 10 ミリ秒
- 44,100 Hz・1 秒 → 44,100 サンプル
- 48,000 Hz・256 サンプルのバッファ → 約 5.333 ミリ秒(16/3 ミリ秒。1 つぶん)
- 96,000 Hz・512 サンプルのバッファ → 約 5.333 ミリ秒
- 44,100 Hz・1/3 秒 → サンプル数 14,700(割り切れるので、切り捨て・切り上げとも 14,700)
- 44,100 Hz・10 ミリ秒 → サンプル数 441
注意点
- サンプリング周波数は、選択肢(8,000〜192,000 Hz)か、自由入力(0 より大きく 1,000,000 Hz 以下)です。選択肢は数値だけで、用途の説明は付けていません。
- サンプル数は 0 以上の整数(999,999,999,999 まで)、バッファサイズは 1〜1,000,000 サンプル、バッファの数は 1〜8 です。
- 音声ファイルの容量と録音時間の換算は音声ファイルサイズ・録音時間計算、距離からのディレイ時間は音響ディレイ時間計算で求められます。
よくある質問
48,000 Hz で、480 サンプルは、何ミリ秒ですか?
10 ミリ秒です(480 ÷ 48,000 = 0.01 秒)。
256 サンプルのバッファは、何ミリ秒ですか?
48,000 Hz なら約 5.333 ミリ秒です。これは理論上の時間で、実際のシステム全体の遅延は、これより大きくなることがあります。
バッファの時間が、レイテンシの全部ですか?
いいえ。バッファの時間は、実際のシステム全体の遅延の一部にすぎません。AD/DA 変換・ドライバー・OS・プラグインなどの遅延が、さらに加わることがあります。
サンプル数が、小数になるのは、なぜですか?
時間 × サンプリング周波数が、整数にならないことがあるためです。切り捨て・切り上げの整数も表示しています。