SLA稼働率・許容停止時間計算
SLA の稼働率(99.9%など)から、許容される停止時間を求めます。停止時間から稼働率を求める逆算もできます。
許容停止時間の計算方法
- 許容停止時間 = 期間 × (100 - 稼働率) ÷ 100
- 稼働率(%)= (期間 - 停止時間) ÷ 期間 × 100
計算は、小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、秒は小数第 3 位に四捨五入して「○日○時間○分○秒」で表示します。稼働率は小数第 6 位まで入力でき、0% や 100% に見えないよう、必要に応じて桁数を増やして表示します。
期間の選び方
- 1 日:24 時間(86,400 秒)
- 1 週間:7 日
- 1 か月:28・29・30・31 日から選びます。初期値は 30 日です。月の日数で許容停止時間が変わる(31 日の月は 30 日の月より長い)ので、結果に「計算に使った期間」を表示します。
- 1 年:365 日、または 366 日(うるう年)
- 日数を入力:1〜3,660 日
計算例
| 稼働率 | 1 日 | 30 日の月 | 365 日の年 |
|---|---|---|---|
| 99% | 14 分 24 秒 | 7 時間 12 分 | 3 日 15 時間 36 分 |
| 99.9% | 1 分 26.4 秒 | 43 分 12 秒 | 8 時間 45 分 36 秒 |
| 99.99% | 8.64 秒 | 4 分 19.2 秒 | 52 分 33.6 秒 |
| 99.999% | 0.864 秒 | 25.92 秒 | 5 分 15.36 秒 |
- 99.9%・31 日の月:44 分 38.4 秒。28 日の月:40 分 19.2 秒
- 逆算:30 日の月に 43 分 12 秒止まると、稼働率は 99.9%
契約での注意点
SLA の稼働率は、契約ごとに次の点が違います。数値だけで比べず、契約書の定義を確かめてください。
- 計測対象の時間:24 時間 365 日か、営業時間だけか
- 除外条件:計画メンテナンス、利用者側の原因、不可抗力などを、停止に数えるか
- 障害の定義:完全な停止だけか、エラー率や応答時間の悪化も含むか
- 計測の間隔と丸め:1 分単位、5 分単位など
- 未達成のときの扱い:返金・サービスクレジットなど
このツールは、単純な割り算の結果で、契約上の保証や補償を示すものではありません。
注意点
- 稼働率は、0〜100 の数(小数第 6 位まで)です。100% の許容停止時間は 0、0% は期間の全部です。
- 停止時間が期間を超えるときは、エラーにします。
- 時間の単位換算は時間・分・秒の変換、作業や設備の稼働の割合は稼働率計算を使ってください。
よくある質問
稼働率 99.9% は、1 か月に何分まで止まってよいですか?
30 日の月で 43 分 12 秒、31 日の月で 44 分 38.4 秒、28 日の月で 40 分 19.2 秒です。
「ファイブナイン」とは何ですか?
稼働率 99.999% のことです。365 日の年で、許容される停止時間は 5 分 15.36 秒です。
稼働率が上がると、許容停止時間はどれくらい減りますか?
9 が 1 つ増えるごとに、許容停止時間は 10 分の 1 になります(99% → 99.9% で 10 分の 1)。