タイル必要枚数計算
施工する面積・タイルの寸法・目地幅・ロス率から、必要なタイルの枚数(概算)を計算します。
計算式
- 1 枚が占める面積 =(タイルの幅 + 目地幅)×(タイルの高さ + 目地幅)
- 正味の枚数 = 面積 ÷ 1 枚が占める面積
- 必要な枚数 = 正味の枚数 ×(1 + ロス率)を、最後に 1 回だけ切り上げた整数
- 必要な箱数 = 必要な枚数 ÷ 1 箱の枚数 を、切り上げた整数(1 箱の枚数を入力したときだけ)
面積は㎡・坪・ft² で入力できます(単位の定義は、坪・平米・畳・平方フィート換算と同じです)。計算は小数の誤差が出ない方法(分数)で行います。
目地幅・ロス率・切り上げの考え方
- 目地幅:タイルどうしの間隔が、すべて同じ目地幅だと仮定して、タイル 1 枚の縦横の寸法に、それぞれ目地の幅を足した大きさを、1 枚が占める面積とみなします。外周の目地や、縁の処理は、考慮しません。目地幅 0 も入力できます。
- ロス率:必要なタイルの正味の枚数に、上乗せして見込む割合です。**必要な枚数 = 正味の枚数 ×(1 + ロス率)**で、ロス率 10% なら、正味の枚数の 1.1 倍です。初期値は 0% で、目安の数値は示しません(見込む量は、状況で違います)。使える割合(歩留まり)とは、式が違います。
- 枚数の切り上げ:正味の枚数(小数)に、ロスを掛けてから、最後に 1 回だけ切り上げます。途中で切り上げません(正味の枚数を先に切り上げてからロスを掛けると、結果が変わることがあります)。
実際の割り付けとは異なる概算です
このツールの結果は、面積を、タイル 1 枚が占める面積で割った概算です。実際の工事では、壁や床の端で、タイルを切って使うため、切り落とした残りの部分が使えないことがあります。柄合わせや、施工方法(目地の取り方、割り付けの起点)でも、必要な枚数が変わります。端の切り落としなどで使えなくなる分は、ロス率で見込んでください。割り付け(行・列の数、端のタイルの大きさ)は、このツールでは計算しません。
製品のタイルの寸法の表記(実寸・呼び寸法など)は、製品の資料で確かめてください。
計算例
- 面積 10 ㎡・300 mm 角・目地 3 mm・ロス率 10% → 1 枚が占める面積 0.091809 ㎡(303 × 303 mm²)、正味 約 108.92 枚、ロス込み 約 119.81 枚 → 120 枚
- 同じ条件・1 箱 10 枚 → 必要な箱数 12 箱
- 面積 6 坪・600 × 300 mm・目地 2 mm・ロス率 5%・1 箱 8 枚 → 正味 約 109.10 枚、ロス込み 約 114.55 枚 → 115 枚、15 箱
- 面積 0 → 0 枚
- タイルより小さい面積(0 より大きい面積)→ 1 枚
注意点
- 面積は 0 以上の数、タイルの幅と高さは 0 より大きい数、目地幅は 0 以上、ロス率は 0〜100%(小数第 2 位まで)、1 箱の枚数は 1〜1,000,000 の整数で入力します。全角数字やカンマが入っていても自動で読み取ります。
- 接着剤・目地材の量や、価格は、計算しません。
- 塗料の量を計算するときは塗料必要量・塗装面積計算、面積の単位の換算は坪・平米・畳・平方フィート換算が使えます。
よくある質問
目地は、どう計算しますか?
タイル 1 枚の縦と横の寸法に、それぞれ目地の幅を足した大きさを、1 枚が占める面積とみなして、面積を割ります。
ロス率は、何%にすればよいですか?
状況で違うので、数値の目安は示していません。初期値は 0% です。破損・端の切り落とし・予備などを見込む分を、入力してください。
枚数は、なぜ最後に 1 回だけ切り上げるのですか?
途中で切り上げると、ロスを掛けたあとの枚数が、実際より多くなることがあるためです。正味の枚数にロス率を掛けてから、最後に切り上げます。
実際に必要な枚数と、違うことがありますか?
あります。このツールは概算で、壁や床の端での切り方・柄合わせ・施工方法による違いは、計算していません。