塗料必要量・塗装面積計算
塗装面積・塗布量・塗り回数・ロス率から、塗料の必要量(概算)と、必要な缶数を計算します。
計算式
- 正味の量 = 塗装面積(㎡)× 1 ㎡あたりの塗布量 × 塗り回数
- 必要量 = 正味の量 ×(1 + ロス率)
- 缶数 = 必要量 ÷ 1 缶の内容量 を、切り上げた整数(内容量を入力したときだけ)
面積は㎡・坪・ft² で入力できます(単位の定義は、坪・平米・畳・平方フィート換算と同じです)。計算は小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、丸めるのは表示するときの 1 回だけです。
塗布量の書き方(単位)
塗料のデータシートでは、塗布量が、次の 2 つの形で書かれることが多いです。製品の書き方に合わせて選んでください。
- 1 ㎡あたりの使用量:mL/㎡・L/㎡(体積)、g/㎡・kg/㎡(質量)
- 1 L(または 1 kg)で塗れる面積:㎡/L・㎡/kg。1 ㎡あたりの量は、1 ÷ 塗れる面積です(5 ㎡/L なら、0.2 L/㎡)。
体積(mL・L)と質量(g・kg)は、このツールでは換算しません(塗料の密度が必要なため)。結果は、入力した塗布量と同じ種類(体積または質量)で表示します。体積と質量の換算が必要なときは、密度・質量・体積計算で、密度を使って求められます。
塗り回数とロス率
- 塗り回数は、1〜10 回です(初期値は 1)。塗布量は 1 回塗りあたりとして、回数を掛けます。製品の塗布量が、すべての回数の合計で書かれているときは、塗り回数を 1 にしてください。
- ロス率は、必要な塗料の正味の量に、上乗せして見込む割合です。容器に残る塗料・飛散・下地への吸い込み・ローラーに含まれる分などを、まとめて見込みます。**必要量 = 正味の量 ×(1 + ロス率)**で、ロス率が 10% なら、正味の量の 1.1 倍です。初期値は 0% で、目安の数値は示しません(見込む量は、状況で違います)。
- ロス率は、使える割合(歩留まり)とは、式が違います。歩留まりが 90% のとき、必要量は正味の量 ÷ 0.9(約 1.111 倍)で、ロス率 10%(1.1 倍)とは、少し違う値になります。製品の資料が歩留まりで書かれているときは、注意してください。
計算例
- 面積 20 ㎡・0.2 L/㎡・2 回塗り・ロス率 10%・1 缶 4 L → 正味の量 8 L、必要量 8.8 L(8,800 mL)、缶数 3 缶(8.8 ÷ 4 = 2.2 を切り上げ)
- 面積 20 ㎡・5 ㎡/L・1 回塗り・ロス率 0% → 1 ㎡あたり 0.2 L、必要量 4 L(1 缶 4 L なら 1 缶)
- 面積 6 坪(約 19.83 ㎡)・0.15 kg/㎡・1 回塗り → 必要量 約 2.975 kg
- 面積 0 → 必要量は 0(缶数も 0)です
注意点
- 塗布量・ロス率・缶の内容量は、すべて利用者が入力します。実際の必要量は、塗料の仕様・下地の状態・塗り方で変わります。概算としてお使いください。
- 塗布量は 0 より大きい数、面積は 0 以上、塗り回数は 1〜10 の整数、ロス率は 0〜100%(小数第 2 位まで)です。全角数字やカンマが入っていても自動で読み取ります。
- 面積の単位の換算は坪・平米・畳・平方フィート換算、量の単位の換算は容量・体積の単位換算が使えます。
よくある質問
塗布量は、どこで調べますか?
塗料の製品のデータシートや、缶の表示などで確かめてください。製品・下地・塗り方で違うので、このツールには、目安の数値を載せていません。
ロス率は、何%にすればよいですか?
状況で違うので、数値の目安は示していません。初期値は 0% です。容器の残りや飛散などを見込む分を、入力してください。
mL と g は、変換できますか?
このツールでは変換しません。塗料の密度が必要なので、密度・質量・体積計算を使ってください。
缶数は、なぜ切り上げですか?
必要量に足りないと、塗り終わらないためです。必要量を缶の内容量で割って、端数があれば切り上げます。