タイヤサイズの外径・速度計誤差計算

タイヤのサイズ表記から外径を求め、交換前後の外径の差による、理論上の速度計の表示と実際の速度の差を計算します。

外径の差(交換後 − 交換前。理論上) —
1. タイヤの外径(理論上)
交換前のサイドウォールの高さ—
交換前の外径—
—
交換前の外周(π × 外径)—
交換後のサイドウォールの高さ—
交換後の外径—
—
交換後の外周(π × 外径)—
外径の差—
2. 理論上の速度差
向き—
入力した表示速度のとき—
メーターの表示 → 理論上の実際の速度
3. 走行距離の差
メーター 100 km のとき—

4. ここで計算していないこと:実車の速度計の誤差(速度計の許容差・車種ごとの特性・タイヤの摩耗・空気圧・温度・荷重・リム幅による実寸の違い)は、計算していません。タイヤの実際の外径は、メーカーの資料で確かめてください。法規(車検・保安基準)に適合するかは、判断しません。

コピーされるのは、外径の差(%)の数値です。

タイヤのサイズ表記の読み方

205/55R16 は、次の意味です。

R のかわりに ZR や - を使う表記も読めます。インチ表記のサイズ(31×10.5R15 など)・LT(ライトトラック用)・バイク用・荷重指数や速度記号つきの表記は、このツールでは非対応です。 サイズの部分だけを入力してください。

外径の式

外径(mm)= 2 × 呼び幅 × 偏平率 ÷ 100 + リム径(インチ)× 25.4

たとえば、195/55R16 は、2 × 195 × 55 ÷ 100 + 16 × 25.4 = 620.9 mm です(解説資料 Wikipedia「Tire code」の例は約 621 mm)。これは理論上の外径で、実際の外径は、メーカーの資料でしか分からないと、同じ資料に書かれています。

理論上の速度差

速度計が、交換前のタイヤの外径で校正されているとします。タイヤの外径が変わると、同じ回転数でも進む距離が変わります。

実際の速度 = 表示速度 × 交換後の外径 ÷ 交換前の外径

資料(Wikipedia「Speedometer」)の例:標準の外径 614.6 mm、新しいタイヤの外径 576 mm のとき、速度計は実際の速度より約 6.7%高く表示されます(実際の 100 km/h のとき、表示は 106.7 km/h)。この例と同じ向きの計算です。

理論上の速度差と、実車の速度計の誤差は別です

内容
理論上の速度差(このツール) タイヤの外径の変化だけから計算する、速度計の表示と実際の速度の差
実車の速度計の誤差(計算しません) 速度計そのものの許容差、車種ごとの特性、タイヤの摩耗・空気圧・温度・荷重、タイヤの実寸(メーカー・リム幅で違う)などを含む、実際の車での誤差

解説資料には、速度計の誤差の原因として、タイヤの摩耗・温度・空気圧・車両の荷重・呼びのタイヤサイズが挙げられています。このツールの結果は、実車の速度計の精度を示すものではありません。 実際の速度は、GPS などで確かめるなど、別の方法で確認してください。

車検・保安基準などの法規に適合するかどうかは、このツールでは判断しません。 許容される数値も、このページには載せていません。

計算例

交換前 → 交換後 結果
205/55R16(631.9 mm)→ 225/45R17(634.3 mm) 外径の差 +2.4 mm(約 +0.38%)。表示 100 km/h のとき、理論上の実際の速度は約 100.38 km/h
195/55R16(620.9 mm)→ 同じサイズ 外径の差 0。速度差なし

扱わないもの

実車の速度計の誤差、GPS との比較、ホイールとタイヤの組み合わせの適合(リム幅)、車検・法規の判定、ギア比・エンジン回転数・燃費への影響、タイヤの種類・荷重指数・速度記号の読み取りは扱いません。速度の単位換算は速度単位換算、長さの換算は長さ単位換算、自転車の速度は自転車ギア比・ケイデンス・速度計算で求められます。

よくある質問

タイヤを大きくすると、速度計はどうなりますか?

外径が大きくなると、理論上は、速度計の表示より実際の速度が速くなります(速度計は実際より低く表示します)。ただし、実車の速度計の誤差は、このツールでは計算していません。

計算した外径は、実際のタイヤと同じですか?

理論上の外径です。実際の外径は、メーカーの資料で確かめてください。

車検に通りますか?

このツールは、法規への適合を判断しません。