BPM・ディレイタイム・音符の長さ計算
BPM から、音符の長さ(ディレイタイム)をミリ秒で計算します。ディレイタイムから、BPM を求めることもできます。
音符の長さの計算方法
4 分音符を 1 拍として計算します(4/4 拍子の数え方)。
- 4 分音符の長さ(ms)= 60,000 ÷ BPM
- 音符の長さ = 4 分音符の長さ × 拍数 × 倍率
| 音符 | 拍数 | 音符 | 拍数 |
|---|---|---|---|
| 全音符(1/1) | 4 | 16 分音符(1/16) | 1/4 |
| 2 分音符(1/2) | 2 | 32 分音符(1/32) | 1/8 |
| 4 分音符(1/4) | 1 | 8 分音符(1/8) | 1/2 |
- 付点音符:元の音符の 1.5 倍の長さ(付点 8 分は、8 分音符の 1.5 倍)
- 3 連符:3 つで、元の音符 2 つ分の長さ。1 つあたり、元の音符の 2/3 倍の長さ(8 分の 3 連符は、8 分音符の 2/3 倍)
計算は、小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、表示のときに、選んだ桁数に四捨五入します。
計算例
BPM 120 のとき、
- 4 分音符 500 ms(2 Hz)、8 分音符 250 ms(4 Hz)、16 分音符 125 ms(8 Hz)、全音符 2,000 ms
- 付点 8 分音符 375 ms(8 分音符 250 ms の 1.5 倍)
- 8 分の 3 連符 約 166.67 ms(250 ms の 2/3 倍)
逆算の例:ディレイタイム 500 ms を 4 分音符とすると 120 BPM。375 ms を付点 8 分音符とすると 120 BPM。
リバーブの値は、BPM だけでは決まりません
ディレイは、音符の長さに合わせると、テンポになじみやすくなります。ただし、リバーブのプリディレイやディケイタイムなどの最適な値は、BPM だけでは決まりません。曲・音色・空間・好みで決まるので、この表の値は、テンポに合わせた長さの目安の 1 つとして使ってください。
音響ディレイ時間(距離から)とは別の計算です
このツールは、テンポ(BPM)から音符の長さを求めます。スピーカーまでの距離から、音が届くまでの時間(ms)を求めるときは、音響ディレイ時間計算を使ってください。音の波長・周波数は、音の波長・周波数計算で求められます。
注意点
- BPM は、1 以上 999 以下で、小数第 3 位まで入力できます。全角数字も自動で読み取ります。
- ディレイタイムからの逆算では、求めた BPM が 1〜999 の範囲を外れたときに、その旨を表示します(結果は表示します)。
- 拍子(3/4・6/8 など)や、拍の数え方(8 分音符を 1 拍とする数え方)は、考慮していません。4 分音符を 1 拍とします。
よくある質問
付点 4 分音符は、何 ms ですか?
4 分音符の 1.5 倍です。BPM 120 なら、500 × 1.5 = 750 ms です。
Hz は、音の高さですか?
いいえ。ここでの Hz は、その長さの音符が 1 秒間に何回繰り返されるか(拍の繰り返しの周波数)です。音の高さ(音程)の周波数とは、別のものです。LFO のレートをテンポに合わせるときなどに使います。
ディレイタイムを BPM にそろえると、必ずよく聞こえますか?
テンポになじみやすい目安ですが、必ずよく聞こえるわけではありません。音色や楽曲に合わせて、耳で確かめてください。