DPI・PPI 計算
画素数と大きさの関係を計算します。画面の PPI、印刷できる大きさ、必要な画素数を求められます。
DPI と PPI の違い
- PPI(pixels per inch):デジタル画像や画面の、1 インチあたりの画素(ピクセル)の数です。画像の細かさ(画素の密度)を表します。
- DPI(dots per inch):プリンターが、1 インチに打つインクの点(ドット)の数で、印刷の用語です。
画像の「解像度」を dpi と書く習慣がありますが、画素数と大きさの関係を考えるときは、PPI の話です。DPI と PPI は、同じ値になるとは限りません(プリンターの性能は、画像の画素数とは別です)。DPI・PPI は、慣用の用語で、このツールは、標準の定義に基づく計算ではなく、画素数 ÷ 長さ(インチ) という関係を使います。
「72 dpi」「96 dpi」などの値は、画像のファイルに書かれた情報(メタデータ)や、表示の設定であることが多く、画素数そのものを増やしたり減らしたりするものではありません。画素数と、印刷する大きさが決まれば、必要な ppi が決まります。
計算方法
1 インチ = 25.4 mm(定義値)です。
- 画面の PPI = 対角の画素数 ÷ 対角のインチ数。対角の画素数 = √(幅² + 高さ²)。1 画素の大きさ(mm) = 25.4 ÷ PPI。
- 印刷できる大きさ = 画素数 ÷ 解像度(ppi)(インチ)。cm・mm にも直して表示します。
- 必要な画素数 = 印刷する長さ(インチ)× 解像度(ppi)。足りなくならないよう、画素数は切り上げます。
平方根は、整数の平方根で小数第 12 位まで近似します(浮動小数点を使わないので、誤差が出ません)。
計算例
- 1,920 × 1,080 画素、27 インチの画面 → 約 81.59 PPI(1 画素は約 0.3113 mm)
- 3,000 × 2,000 画素、300 ppi で印刷 → 25.4 × 16.93 cm(10 × 6.67 インチ)
- 幅 20 cm × 高さ 30 cm を、300 ppi で印刷 → 2,363 × 3,544 画素(切り上げ前は、2,362.20 × 3,543.31 画素)
注意点
- 画素数は 1 以上 999,999 以下の整数、インチ・解像度は 0 より大きい数(小数第 6 位まで)で入力してください。全角数字やカンマが入っていても自動で読み取ります。
- 用紙のサイズ(A4 など)の選択は、このツールにはありません。用紙の大きさを cm・mm で入力してください。
- 印刷に必要な ppi は、見る距離や用途で違います。このツールは、数値を計算するだけで、「何 ppi あればきれいか」は判定しません。
- 画面の PPI は、表示部分の対角で計算します(外枠は含みません)。スクリーンの大きさから幅・高さを求めるときは、スクリーンサイズ計算を使ってください。
- 画像の大きさを変えるときの、新しい画素数は、画像リサイズ・解像度換算で求められます。
よくある質問
DPI と PPI は、同じものですか?
違います。PPI は画像や画面の 1 インチあたりの画素数、DPI はプリンターが 1 インチに打つ点の数です。ただし、画像の解像度を「dpi」と呼ぶ習慣があり、混ざって使われています。
印刷には、何 ppi 必要ですか?
用途や見る距離で違うため、このツールでは、判定しません。たとえば、300 ppi で印刷したい大きさから、必要な画素数を求めることができます。
画面の PPI は、何で決まりますか?
画面の画素数(幅 × 高さ)と、対角の長さ(インチ)で決まります。同じ画素数でも、画面が大きいほど、PPI は小さく(画素が粗く)なります。