LEDビジョン解像度計算
LED ビジョンの画面の寸法とピクセルピッチから、画素数を計算します。解像度とピッチから、寸法を求めることもできます。
計算方法
LED ビジョンは、小さな LED(画素)が、一定の間隔で並んでいます。この間隔がピクセルピッチ(隣り合う画素の中心から中心までの距離)です。
- 横の画素数 = 画面の幅 ÷ ピクセルピッチ
- 縦の画素数 = 画面の高さ ÷ ピクセルピッチ
- 画面の幅 = 横の画素数 × ピクセルピッチ(高さも同じ)
ピッチが小さいほど、同じ大きさの画面に多くの画素が並び、細かく表示できます。
割り切れないときの扱い
画面の寸法を、ピクセルピッチで割ったとき、整数にならないことがあります。画素は整数個しかないので、端数を実在する画素としては数えず、切り捨てた整数だけを解像度とします。
たとえば、幅 3.84 m、高さ 2.16 m、ピッチ 2.6 mm では、次のようになります。
| 割り算の結果(理論値) | 実在する画素数(切り捨て) | 実際の大きさ | 余り | |
|---|---|---|---|---|
| 横 | 1,476.9231 | 1,476 | 3,837.6 mm | 2.4 mm |
| 縦 | 830.7692 | 830 | 2,158 mm | 2 mm |
解像度は 1,476 × 830 px です。「計算上の値(1,476.9231 など)」は、割り算の結果を示す理論値で、小数部分の画素は存在しません。余りは、画素で埋められない、画面の寸法のうち残った長さです。
計算例
- 3.84 m × 2.16 m、ピッチ 2.5 mm → 1,536 × 864 px(割り切れる)
- 1,920 × 1,080 px、ピッチ 2.5 mm → 4.8 m × 2.7 m(16:9)
- 1,920 × 1,080 px、ピッチ 2.604 mm → 4,999.68 mm × 2,812.32 mm
理論値であることと、実際の製品の制約
このツールの結果は、寸法とピクセルピッチだけから求めた理論値です。実際の LED ビジョンには、次のような制約があります。
- キャビネット(LED パネルを収めた箱)を並べて作ります。 実際の画面の大きさは、キャビネットの大きさの整数倍になります。このツールは、キャビネットの構成(枚数や、端の処理)を計算しません。
- 解像度から寸法を逆算した結果も、キャビネットの整数倍で実現できるとは限りません。 たとえば、1,920 × 1,080 px にちょうど合う寸法でも、使うキャビネットの大きさによっては、組めないことがあります。
- ピクセルピッチは、製品ごとの実際の値(メーカーの仕様書の値)を使ってください。
- 映像の規格(1920×1080 など)との関係や、映像の出力側の設定(スケーリング)は、扱っていません。
注意点
- ピクセルピッチは、0 より大きく 1,000 mm 以下の数で、小数も入力できます。画面の寸法は、0 より大きい数で、小数も入力できます(整数部12桁まで、小数部6桁まで)。
- 寸法の単位は、m・cm・mm・ft・in から選べます。
- 画面の寸法が、ピクセルピッチより小さいときは、画素を並べられないため、計算できません。
- 縦横比(幅 ÷ 高さ)は、画素数から求めます。近い一般的な縦横比(16:9 など)との差が 1% 以内のときは、「約」を付けて近似として併記します。
- 画面の縦横比の計算は、アスペクト比計算で、インチ表記の画面の寸法は、スクリーンサイズ計算で求められます。
よくある質問
寸法とピッチから、解像度はどう求めますか?
寸法をピッチで割ります。3.84 m(3,840 mm)をピッチ 2.5 mm で割ると、1,536 画素です。
割り切れない場合、画素数はどうなりますか?
切り捨てた整数を、実在する画素数にします。小数部分の画素は、存在しません。このツールは、割り算の結果(理論値)も、別の行に表示します。
1920×1080 のパネルを作るには、何 m 必要ですか?
「解像度とピッチから寸法」で、1920 と 1080、ピッチを入れてください。ピッチ 2.5 mm なら、4.8 m × 2.7 m です。ただし、実際の画面は、キャビネットの整数倍の大きさになります。
ピッチ「P2.6」なら、2.6 mm で計算してよいですか?
製品の呼び名と、実際のピッチが少し違うことがあります。メーカーの仕様書にある値を使ってください。