増減率から元の数値を逆算
増えた(減った)後の値と、増減の率から、元の数値を求めます。検算の式も表示します。
元の値を逆算する計算方法
- 増えた後の値から:元の値 = 増加後の値 ÷ (1 + 増加率 ÷ 100)
- 減った後の値から:元の値 = 減少後の値 ÷ (1 - 減少率 ÷ 100)
たとえば、「20%増えて 120 になった」とき、元の値を x とすると、x × 1.2 = 120 なので、x = 120 ÷ 1.2 = 100 です。
計算は、小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、最後に 1 回だけ、選んだ桁数に四捨五入します。結果の下に、元の値に率を適用し直した検算の式を表示します。
計算例
- 20%増えて 120:元の値は 120 ÷ 1.2 = 100(増減額は 20)。
- 20%減って 80:元の値は 80 ÷ 0.8 = 100(増減額は -20)。
- 10%増えて 1,100:元の値は 1,000。
- 50%増えて -50:元の値は約 -33.33(マイナスの値も計算できます)。
「20%増やして 20%減らす」は元に戻りません
100 を 20%増やすと 120 です。120 を 20%減らすと 96 で、元の 100 には戻りません。減らす率の基準が、元の値ではなく、増えた後の値になるためです。
元に戻すには、120 を 100 に戻す率、つまり約 16.67%の減少が必要です(20 ÷ 120)。増減の率は、何を基準にした割合かを確かめてから使ってください。
注意点
- 増加率は 100,000% 以下、減少率は 100% 未満で入力してください。減少率が 100% のときは、増減後が必ず 0 になり、元の値を決められません。
- 増減後の値は整数部 12 桁まで、率は整数部 6 桁、どちらも小数第 6 位まで入力できます。全角数字も、自動で読み取ります。
- 消費税の税込価格から税抜価格を求めるときは、税額の端数処理の決まりがあるので、税抜価格計算を使ってください。
- 元の値と増えた後の値から増減率を求めるときは、前年比・増減率計算やパーセント計算を使ってください。
よくある質問
「30%引き」の後の値から、元の値を求められますか?
求められます。「減った(減少)」を選び、減少率に 30 を入れてください。70 円になったなら、元の値は 70 ÷ 0.7 = 100 円です。割引の計算は割引・値引き率計算でもできます。
増加率が小数のときも計算できますか?
できます。たとえば 2.5%増えて 102.5 になったなら、元の値は 100 です。
元の値が割り切れないときは、どうなりますか?
選んだ桁数(初期値は小数第 2 位)に四捨五入して表示します。内部では分数で正確に計算するので、丸める前の誤差はありません。