原価・経費の構成比計算
項目別の金額から、構成比(内訳の割合)を計算します。売上などの基準額を入れると、外注費率・原価率などの対売上比も分かります。
構成比の計算方法
構成比は、各項目の金額が、合計の何%にあたるかを表します。
- 構成比(%)= 項目の金額 ÷ 合計 × 100
たとえば、外注費 300,000 円、人件費 500,000 円、広告費 200,000 円なら、合計は 1,000,000 円で、構成比は 30.00%・50.00%・20.00%です。
合計を 100.00% に合わせる丸め方
構成比を小数第 2 位に四捨五入すると、合計が 100.00% からずれることがあります。たとえば、3 項目が同じ金額なら、それぞれ 33.33% で、合計は 99.99% になります。
このツールの初期値は、**合計が必ず 100.00% になるように調整する方法(最大剰余法)**です。
- 各行の構成比を、小数第 2 位で切り捨てて求めます。
- 100.00% との差(余った 0.01%)を求めます。
- 余りを、端数(切り捨てた部分)の大きい行から順に、0.01% ずつ足します。
- 端数が同じ行は、入力順(上の行)を優先します。
3 項目が同じ金額なら、33.34%・33.33%・33.33% になり、合計は 100.00% です。「各行を丸めるだけ」を選ぶと、調整せずに四捨五入するので、合計が 100.00% とずれることがあり、そのずれを表示します。
外注費率・原価率など(対基準額比)
基準額(売上など)を入力すると、各項目と合計が、基準額の何%にあたるかも表示します。
- 外注費率 = 外注費 ÷ 売上 × 100
- 原価率 = 原価 ÷ 売上 × 100(1 つの原価の率は、原価率計算でも求められます)
対基準額比は、構成比とは別の計算です。各項目を個別に小数第 2 位に四捨五入するだけで、合計を 100% に合わせる調整はしません。
計算例
- 外注費 300,000・人件費 500,000・広告費 200,000 → 30.00%・50.00%・20.00%
- 基準額(売上)1,500,000 円 → 外注費率 20.00%・人件費率 33.33%・広告費率 13.33%(合計 66.67%)
- 1・1・1 → 33.34%・33.33%・33.33%(合計 100.00%)
注意点
- 金額は 0 以上の数で、小数第 2 位まで入力できます(整数部 9 桁まで。基準額は 12 桁まで)。全角数字やカンマが入っていても自動で読み取ります。
- 金額の合計が 0 のときは、構成比を計算できません。基準額が 0 のときは、対基準額比を表示しません。
- 総額を、比率で分ける計算(按分)は、逆向きの計算です。比例配分(按分)計算で行えます。
よくある質問
構成比の合計が 100% にならないのはなぜですか?
小数第 2 位に四捨五入すると、端数のずれで、合計が 99.99% や 100.01% になることがあります。このツールは、初期値で、合計が 100.00% になるように調整します。「各行を丸めるだけ」を選ぶと、調整しないので、ずれが出ます。
構成比と外注費率は、何が違いますか?
構成比は、合計に対する内訳の割合で、全項目を足すと 100% です。外注費率は、売上に対する外注費の割合で、売上を基準にします。このツールは、基準額(売上)を入力すると、外注費率なども計算します。
金額が 0 の項目は、どう扱いますか?
構成比は 0.00% になります。金額を入力していない(空欄の)行は、計算に含めません。