見積金額計算

明細の単価と数量から、小計・値引き・消費税・合計(税込)を計算します。計算の順序は、結果の下に書いています。

明細(1〜20 行。品目名は任意。単価と数量を入れた行だけ計算します)
円
消費税率(見積全体で 1 つの税率)
端数処理(円未満)
各行の小計(単価 × 数量)と、消費税の円未満に、同じ方法で行います。消費税計算ツールの初期値(切り捨て)と同じです。
合計(税込) —円
① 小計(各行の小計の合計)—
② 値引き—
③ 税抜合計(① - ②)—
④ 消費税—
消費税は、税抜合計に 1 回だけ計算しています(行ごとには計算しません)。 コピーされるのは、合計(税込)の数値(カンマなし)です。

計算の順序

見積金額は、次の順序で計算します。

  1. 各行の小計 = 単価 × 数量。 円未満は、行ごとに端数処理します(初期値は切り捨て)。
  2. 小計 = 各行の小計の合計。
  3. 税抜合計 = 小計 - 値引き。 値引きは、消費税をかける前の金額から引きます。値引きが小計を超えると、エラーになります。
  4. 消費税 = 税抜合計 × 税率。 円未満は端数処理します。消費税は、税抜合計に対して 1 回だけ計算します(行ごとには計算しません)。
  5. 合計(税込)= 税抜合計 + 消費税。

端数処理(切り捨て・四捨五入・切り上げ)は、手順 1 の各行の小計と、手順 4 の消費税に、同じ方法を使います。計算は小数の誤差が出ない方法(整数)で行います。

消費税計算ツールとの関係

消費税額の計算は、消費税計算ツールと同じです(税抜価格 × 税率、円未満の端数処理は 1 回、初期値は切り捨て)。見積の税抜合計を、消費税計算ツールの税抜価格に入力すると、同じ消費税額になります。

消費税の端数処理を、1 回だけにする理由

国税庁のインボイス制度の Q&A(問57)では、適格請求書に記載する消費税額等の端数処理は、一の適格請求書につき、税率ごとに 1 回とされています。切上げ・切捨て・四捨五入などの方法は、任意です。個々の商品ごとに消費税額を計算して端数処理し、その合計を消費税額とすることは、認められません。 見積書は適格請求書ではありませんが、請求書の金額と食い違わないように、同じ考え方(税抜合計に 1 回)で計算しています。

計算例

10,000 円 × 3.5 + 25,000 円 × 2、値引き 5,000 円、税率 10%(切り捨て)の場合です。

手順 計算 金額
1. 各行の小計 10,000 × 3.5 / 25,000 × 2 35,000 円 / 50,000 円
2. 小計 35,000 + 50,000 85,000 円
3. 税抜合計 85,000 - 5,000(値引き) 80,000 円
4. 消費税 80,000 × 10% 8,000 円
5. 合計(税込) 80,000 + 8,000 88,000 円

注意点

確認した国税庁の資料(2026年10月24日確認)

よくある質問

消費税は、行ごとに計算しなくていいですか?

行ごとには計算しません。税抜合計に対して 1 回だけ計算します。行ごとに端数処理して合計すると、消費税額が 1 円〜数円ずれることがあります。

値引きは、消費税の前と後のどちらで引きますか?

このツールは、消費税をかける前(小計)から引きます。値引き後の税抜合計に、消費税がかかります。

端数処理は、どれを選べばいいですか?

どの方法でも差し支えありません(国税庁の Q&A でも任意とされています)。取引先との取り決めや、請求書の計算方法に合わせて、同じ方法を使ってください。