顧客生涯価値(LTV)概算

顧客 1 人あたりの平均売上(ARPU)・粗利率・解約率から、顧客生涯価値(LTV)を、簡易モデルで概算します。

計算する期間(ARPU と解約率を、同じ期間でそろえます)
円
%
空欄のときは、100%(売上ベースの LTV)として計算します。入力すると、粗利ベースの LTV です。
%
期首の顧客のうち、その期間中に解約した割合です(解約率・継続率計算と同じ意味)。
LTV(粗利ベースの概算) —

内訳
1 か月あたりの粗利(ARPU × 粗利率)—
平均継続期間(1 ÷ 解約率)—

概算の前提:毎期、同じ解約率が続く(解約の確率が一定)・ARPU と粗利率も一定、と仮定した概算です。将来の価値の割引・復帰・休止・アップセルは含めず、獲得コスト(CAC)や固定費を引いた純利益ではありません。実際の収益や事業の健全性を保証するものではありません。

ARPU と解約率は、同じ期間(月次どうし、または年次どうし)で入力してください。月次で計算した LTV と、年次で計算した LTV は、簡易式のため、一致しません(期間をまたぐ自動換算は、このツールでは行いません)。

コピーされるのは、LTV(円。カンマなし)です。

計算式

LTV は、1 期あたりの粗利に、平均継続期間を掛けたものです。ARPU は、顧客 1 人あたりの、その期間の平均売上です。解約率は、期首の顧客のうち、その期間中に解約した割合です。計算は、小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、円未満を丸めるのは最後の 1 回だけです。

この式は、解説資料(Dodo Payments・renue)で紹介されている簡易モデルです。平均継続期間を、解約率の逆数で見積もる方法は、「毎期、同じ確率で解約する」と仮定した簡便な見積もりです。

月次と年次で、結果が違います

ARPU と解約率は、同じ期間でそろえて入力します。月次の ARPU と、年次の解約率を混ぜると、正しい LTV になりません。

また、同じ事業を、月次で計算した LTV と、年次で計算した LTV は、一致しません。この簡易式では、月次と年次で、解約率の扱いが違うためです。たとえば、次の例です。

月次は「毎月 5% が解約する」と考え、年次は「1 年が終わるごとに 45.96% が解約する」と考えるので、顧客が 1 年のあいだに解約する時期の扱いが違い、年次のほうが大きくなります。どちらの期間で計算したかで、値が変わることを前提に、期間を選んで入力してください。月次と年次の解約率の換算は、解約率・継続率計算でできます。このツールは、期間をまたぐ自動換算をしません。

解約率が 0 のとき

解約率が 0% だと、平均継続期間(1 ÷ 解約率)が無限になり、LTV を求められません。このツールは「算出不可」と表示します。解約率は、0 より大きい値で入力してください。解約率 100% は計算できます(平均継続期間は 1 期で、LTV = 1 期あたりの粗利)。

粗利率について

粗利率を入力すると、粗利ベースの LTV になります。空欄のときは 100%(売上ベース)として計算し、結果に「売上ベース」と表示します。粗利率 0% なら、LTV は 0 円です。

計算例

概算の前提と、扱わないもの

注意点

出典と確認日

LTV の式と前提は、次の解説資料の本文で確認しました(2026年10月29日確認。公的な定義ではありません)。

LTV の定義や計算モデルは、会社・資料で違います。月次と年次で結果が変わることの説明は、このツールの式にもとづく説明です。

よくある質問

LTV は、どうやって計算しますか?

ARPU × 粗利率 ÷ 解約率 です。たとえば、ARPU 10,000 円・粗利率 80%・月次の解約率 5% なら、160,000 円です。

月次と年次で、結果が違うのはなぜですか?

簡易式では、月次の「毎月 5% が解約する」と、年次の「1 年ごとに約 45.96% が解約する」で、顧客が解約する時期の扱いが違うためです。同じ期間で ARPU と解約率をそろえて、どちらで計算したかを明記してください。

粗利率は、入力しなくてもよいですか?

空欄のときは、100%(売上ベース)として計算し、結果に「売上ベース」と表示します。

解約率が 0% だと、どうなりますか?

平均継続期間が無限になるので、算出不可です。0 より大きい値を入力してください。