タイムラプス撮影時間・完成尺計算
タイムラプスの撮影枚数・撮影間隔・再生フレームレートから、撮影にかかる時間と、完成尺(動画の長さ)を計算します。
計算式
- 完成尺(秒)= 撮影枚数 ÷ 再生フレームレート(fps)
- 撮影にかかる時間(秒)= (撮影枚数 − 1) × 撮影間隔(秒)
- 時間の圧縮倍率 = 撮影にかかる時間 ÷ 完成尺(何倍速の映像になるか)
- 完成尺から必要な撮影枚数 = 完成尺 × 再生フレームレート を、切り上げた整数
撮影にかかる時間は、最初の 1 枚を撮ってから、最後の 1 枚を撮るまでの経過時間です。n 枚を撮るとき、間隔の数は n − 1 回なので、(枚数 − 1) × 間隔になります。「枚数 × 間隔」で数えると、最後の 1 枚の後の間隔の分だけ長くなります。撮影の開始から、機材を止めるまでの時間を知りたいときは、その分を足して考えてください。
計算は小数の誤差が出ない方法(分数)で行い、丸めるのは表示するときの 1 回だけです。必要な枚数の逆算は、表示用に丸めた完成尺ではなく、入力した値と正確なフレームレート(23.976 fps は 24000/1001)から求め、最後に 1 回だけ切り上げます。
撮影枚数が 1 枚のとき
撮影にかかる時間は 0 秒です(間隔の数が 0 回のため)。完成尺は 1 ÷ 再生フレームレート(1 フレーム分)です。撮影時間が 0 なので、時間の圧縮倍率は「算出不可」と表示します。
計算例
- 300 枚・5 秒間隔・24 fps → 完成尺 12.5 秒、撮影にかかる時間 1,495 秒(24 分 55 秒)、圧縮倍率 約 119.6 倍
- 100 枚・5 秒間隔・24 fps → 完成尺 約 4.166667 秒、撮影にかかる時間 495 秒(8 分 15 秒)
- 完成尺 10 秒・間隔 2 秒・24 fps → 必要な枚数 240 枚、撮影にかかる時間 478 秒(7 分 58 秒)
- 完成尺 10.01 秒・24 fps → 10.01 × 24 = 240.24 なので、必要な枚数は 241 枚(切り上げ)
- 1 枚だけ → 撮影時間 0 秒、完成尺 1/24 秒
再生フレームレートの扱い
選択肢は、23.976・24・25・29.97・30・50・59.94・60 fps の 8 種類です。23.976・29.97・59.94 は、正確な分数(24000/1001 など)で計算します。自由入力([その他])では、小数または分数を、0 より大きく 1,000 以下で入力できます。自由入力の小数「23.976」は、その数字ちょうどで計算するので、選択肢の 23.976 fps(24000/1001)とは、100 万分の 1 ほど違います。
注意点
- 撮影間隔は、小数または分数で入力します(秒または分を選べます)。撮影枚数は、1〜9,999,999 枚です。
- 完成尺は、タイムラプスの撮影枚数をそのまま再生した長さです。編集でのスロー・ストップモーションや、書き出しの設定は考慮しません。
- タイムコード(時:分:秒:フレーム)への換算は、フレーム・タイムコード換算で行えます。動画のフレームレートの変換は、映像のフレームレート変換、シャッタースピードとシャッター角度の関係は、シャッター角度・シャッタースピード換算が使えます。
よくある質問
撮影にかかる時間は、なぜ (枚数 − 1) × 間隔ですか?
最初の 1 枚を撮った時刻を 0 として、最後の 1 枚を撮るまでの経過時間を求めるためです。n 枚を撮る間隔は、n − 1 回です。
300 枚を 24 fps で再生すると、何秒ですか?
12.5 秒です(300 ÷ 24)。
完成尺 10 秒に必要な枚数は?
24 fps なら 240 枚です。完成尺が指定より短くならないように、端数があるときは切り上げます。
撮影が 1 枚のとき、圧縮倍率が出ないのはなぜですか?
撮影にかかる時間が 0 秒で、倍率(撮影時間 ÷ 完成尺)に意味がないためです。